2025/07/28(月) 12:10 0 1
28日に開幕の別府競輪ナイター「7車立てならTIPSTAR杯(FI)」。7Rのガールズ予選に126期の逸材・仲澤春香、11RのS級予選に127期早期卒業生の市田龍生都、12R初日特選には今節シリーズリーダーの小林泰正らが登場する。
ナショナルチームとの二足の草鞋を履く仲澤春香が、7月7日ぶりの参戦だ。現在、2場所連続で完全優勝中と絶好調。直近4か月の3連対率は93.3%を記録しており、その安定感と強さは群を抜いている。
今節はグランプリレーサー・尾方真生も参戦。両者が順調に勝ち上がれば、決勝戦での注目の直接対決が実現しそうだ。
8日に昇進し、今節S級初戦に臨む市田龍生都。早期卒業しデビューを迎えてからなんと26戦中負けは1度のみ。A級戦で圧倒的強さを見せつけてきた市田が、S級一発目にどのような走りを見せるのか注目が集まる。
各地区からS級実力者が集まった初日特選。小林泰正、石塚輪太郎、松岡辰泰、そして単騎・原田研太朗の4分戦となった。
シリーズリーダーの小林は前走のサマーナイトフェスティバルでは二予敗退。「前回は体のコントロールが出来てなかった」とコメントしており、軌道修正の走りに期待したい。番手には新山将史が付ける。
石塚に元砂勇雪が付く近畿勢、松岡に坂本健太郎が付く九州勢。坂本は断トツのS回数を誇っており、前を取り切れば九州勢が前からの組み立てとなる。そこに持ち味のタテ足を生かして小林が飛び込んでくるか、単騎戦となった原田の一発が炸裂するか。あるいは4月に別府で優勝している石塚がバンク相性の良さを見せつけるか。S級実力者同志が火花を散らす。