2025/04/15(火) 13:30 0 1
昨年7月に再開した熊本競輪場。地元選手たちは本場を走る事を目標にこれまで頑張ってきた。再開から9カ月が経ち、ほとんどの選手が地元開催を迎えるなか、松本はこれまで出番がなく、遅まきながら今回が走り初めとなった。
「1月にあっせんがあったんですけど、インフルエンザで欠場したんです。自分は誘導もしないし、本当に初めて走ります。やっとですね。長かった」
現在、熊本ホームの選手は男女を合わせて85人。今期デビューを控える127期の佐藤魁皇と長期欠場していた中川諒子、開催指導員のため本場を走ることができない永田修一を除けば、走っていないのは松本と支部長の西島貢司だけ。最後の最後に出番が回ってきた。
「そんな最後だったんですね。迷惑をかけず地元の期待に応えられてよかった。橋本陸君の踏み上がりがすごかったし、付いていけただけでも」と初日予選をクリアし、2車単1番人気に応えて心底安どした。
2日目(16日)の準決7Rは立部楓真-合志正臣の3番手。合志とは高校時代からの付き合いで同期とあって肌合いはバッチリだ。本線の番人役を務め上げ地元開催を盛り上げる。(netkeirin特派員)