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【大楠賞争奪戦】同期の思いを背負って橋本強が奮闘を誓う

2025/04/09(水) 20:11 0 4

武雄競輪場の「開設75周年記念 大楠賞争奪戦(GIII)」が10日に幕を開ける。3Rの一次予選に出走する橋本強に話を聞いた。

「まさか英明さんの代わりだったなんて思いませんよ」と話す橋本強

 武雄記念の楽しみの一つになっているのが、地元ダブルエースの英明と庸平の山田兄弟連係だろう。2人が決勝で連係した21年の71周年記念は大いに盛り上がった。ところが、前検日の2日前に山田英明の欠場が発表された。その代わりが山田と同期の橋本強。偶然ではないだろうと思っていたら、偶然だったようだ。

高知記念が終わってからここの追加が入った。英明さんに“追加入りました!”って連絡したら、“腰を悪くして欠場した!頑張って!”って(苦笑)。まさか英明さんの代わりだったなんて思いませんよ」

 眞杉匠ら、高知記念組は中2日の日程。「昨日はめっちゃしんどかったけど、今日はだいぶ(疲れが)抜けた感じ。明日になったらもう少し良くなると思う。それにしても3Rですか、早いですね」と、またまた苦笑いした。

 2節前のウィナーズカップは初日7着で途中欠場。高知は準決勝以外の3走で2連対をマークした。

「新車を使って悪くなかった。犬伏(湧也)にも(取鳥)雄吾にも付いていけたので。初日は黒瀬(浩太郎)君ですね。カマシ、捲りが強いなぁっていうイメージです」

 初連係の注目株を目標に白星スタートを目指す。『山田さんの分まで、ですね?』と投げかけると「そ、そうですね」。完全に言わせた感はあるが、同期で仲良しのヒデさんの分まで頑張りたいと思っているに違いない。(netkeirin特派員)

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