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【久留米競輪・ナイター】動き良好も決勝進出ならずの小原太樹

2025/04/08(火) 00:00 0 0

久留米競輪のナイター「CTC杯×HPCJC(FI)」は8日に2日目を開催。4RのA級準決勝を走った小川三士郎に話を聞いた。

「3着では相手待ち。残りのレース次第ですね」と話す小原太樹

 初日特選は自ら動いて5着だった小原太樹。準決勝10Rは安彦統賀の突っ張り先行に乗り、後藤大輝を幾度も牽制して最後は番手から捲り出て後藤を合わせきった。ただ、後藤を追走していた吉本卓仁-坂本健太郎にかわされて3着でのゴールとなった。

「向こうがライン4車。前を取られたら突っ張られちゃうし、作戦通りに運べたんですけどね…」

 小原がスタートを制し、安彦が猛然と突っ張り先行。小原も出来る限りの仕事を果たした。吉本が「向こうがあんなにやる気とは」、坂本が「後ろ攻めになるのは想定していたけど…。向こうの気迫に負けました」と話したように、九州4車を大いに苦しめた。しかし、結果は後藤に乗って脚を温存していた久留米両者のワンツー。小原は初日も藤井侑吾後位に飛び付き、荒井崇博が藤井を叩くと、荒井に合わされはしたが猛然と捲って襲いかかった。連日、やるべきことをきっちりとこなしている。ただ、残念ながら結果に結びついていない。

「しっかり動けているんですけどね…。今日も安彦君があれだけ頑張ってくれたし、きっちりと残すか、スイッチするなら1着か2着で決勝に乗らないといけなかった。3着では相手待ち。残りのレース次第ですね」

 12Rの3着が初日特選4着の和田健太郎。これで小原の決勝進出の道が断たれた。

「仕方ないです。和田さんは仲間ですから。それだけが救いですね」

 最後まで恨み節ひとつこぼさなかった。動きは間違いなくいい。最終日は高橋晋也を目標から、うっぷんを晴らす白星奪取に期待したい。(netkeirin特派員)

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