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【久留米競輪・ナイター】荒井崇博「まぐれ、まぐれ。まぐれも15回ぐらい続く」

2025/04/06(日) 22:15 0 16

久留米競輪のナイター「CTC杯×HPCJC(FI)」が6日に初日を開催。S級特選12Rを走った荒井崇博に話を聞いた。

「小原がまくってこなければもっと楽に勝てた」と話した荒井崇博

 初日特選は吉本卓仁に任され前回りとなった荒井。レースは藤井侑吾小原太樹との3分戦となった。戦線の予想は藤井の逃げイチとあって、小原が粘るか中団キープ、そして荒井がどこでまくるかとの読みが大方の予想だっただろうが、荒井が取った策は「鐘4カマシ先行」だった。

 案の定、藤井の番手に小原がこだわり併走になると、一気に藤井を叩いてバックでは小原のまくりを合わせるファインプレー。直線の踏み直しも正確で、そのまま力強く押し切った。レース後は「まぐれ、まぐれ。まぐれも15回ぐらい続くよ。小原がまくってこなければもっと楽に勝てたし、最高のレースだったね」と取材陣の質問を煙に巻いたが、前回の前橋記念に続き狂暴な脚勢は目覚ましく、強い。

 準決12Rは初連係となる阿部英斗マーク。阿部が挨拶に訪れると「この間の小倉で中団の内とか変なところで粘ってから駆けたレースがあったろ。FIじゃ、あんなことしなくても勝てる脚があるんだから叩き潰すようなレースをした方がいい。この先、記念やら特別に出たらああいうレースをしなきゃいけないこともあるから」と金言を授けた。

 最後、阿部が「が、頑張ります!」と改めて決意表明すると「そんなの、頑張るのは当たり前だ」と九州のスター候補生に熱く強烈なゲキを飛ばした。(netkeirin特派員)

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