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【まえばし春風賞】準決で落車した新田康仁が白星締め「再乗した記憶が…」

2025/03/30(日) 15:15 0 13

前橋競輪の「第12回施設整備等協賛in前橋 桜花浪漫! まえばし春風賞(GIII)」は30日、最終日を開催。7Rの特選に出場した新田康仁に話を聞いた。

「(落車時)気を失っただけで、打撲も擦過傷もほとんどなかった」と話した新田康仁

 染谷幸喜のロングカマシに乗った新田康仁が、一次予選に続いて染谷をチョイ差しして今シリーズ2勝目ゲット。「染谷君とは今回3回目の連係だったけど、元々相性がいいし初日もワンツーが決まっていたからね。信頼して付いていたけど、全部やってくれたし自分は前に踏むだけでした」

 そんな新田は準決で落車したが、再乗して8着。ただ「実は再乗した記憶がないんですよね」と打ち明けた。

「ハンドルを直していたみたいだけど、それも全然覚えていなくて。気付いたら医務だった。自分は落車しても走れる状態なら再乗するようにしているんです。人気になっていても、そうじゃなくても、自分の車券を買ってくれるファンは必ずいるので、その方々のためにもゴール線までいくのが責務だと思っていて。そういった潜在意識があったから無意識に再乗したんだと思います。---どう、カッコイイこと言っていた?(笑)。どこかに書いておいてくださいよ」と恥ずかしそうにしていたが、こういった熱い思いがあるからこそ、51歳を迎えても第一線で活躍をつづけることができるのだろう。

 幸いにも「気を失っただけで、打撲も擦過傷もほとんどなかった。状態自体は上向きなので」とのこと。来月には久々のGIとなるダービーも控えており、今後のさらなる活躍を期待したいところだ。(netkeirin特派員)

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