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【防府競輪】ボートレース大好き山崎航

2021/09/19(日) 17:30 0 1

防府競輪場で開催中の「モーニング7 デイリースポーツ杯争奪戦(FII)」。初の決勝進出を果たしたルーキー山崎航に話を聞いた。

初の決勝進出を果たしたルーキー山崎航

 本格デビュー後、3節目で初の決勝進出を決めた山崎航。初登場の地元バンクで躍動している。現在26歳。高校卒業後は地元で、畑にまく化成肥料を作る工場で働いていた。会社の先輩の誘いでボートレースと出会い、近所にあるボートレースチケットショップあじす(場外舟券発売場)に足繁く通ったそうだ。

「1日も休まずに行った年もありました。お金がなくて1週間くらい行かなかったときは、自分の死亡説も流れたみたいで(笑)。それくらい常連になっていましたね。それで自分も選手をやってみたいと思って。ボートレースは体格的に無理だから、競輪選手を目指しました。仕事をしながら1回受けてダメで、会社を辞めてから2回目で合格。受験している当時は、母からめちゃめちゃ怒られましたね」。

 無事に選手としてデビューを果たし、現在は母も応援してくれているそう。「強くなって恩返しがしたい」と笑った。

 ちなみに選手になる前、競輪は「何回見てもよく分からなくて(笑)。車券を買ったことがない」そうだ。
「競輪はラインで決まったら気持ちいい。その辺はボートレースと違いますね。これからどんどん味わっていければ」。

 決勝は同期同県の渡口勝成に前を任せることになった。公営競技のファン心理を知る男が、初の決勝戦もファンのために奮闘する。(netkeirin特派員)

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