2021/09/19(日) 11:30 0 1
競輪界の吉田兄弟といえば拓矢(次男・107期)、昌司(三男・111期)、有希(四男・119期)のことを指すが、現在は3人そろって競走に参加中だ。
今年の高松宮記念杯で準優勝だった兄の拓矢は共同通信社杯(GII)でも奮闘中。充実ぶりが目覚ましく、ビッグタイトルを獲るのも時間の問題だろう。
また弟の有希も“練習では拓矢より強い”と言われるほどの逸材で、S級特進をかけて宇都宮を走っている。
そんな兄や弟とついつい比べられてしまう昌司だが「自分は自分なので(笑)。マイペースでいきますよ(笑)」と全く意に介さず。むしろ「兄がGIIに出ているのも、弟は特進がかかっているのも忘れてました(笑)。最近あまり会ってないので」とリップサービス? までしてくれた。
前回こそ苦手なモーニングで苦戦を強いられたが、今回の得意のミッドとあって不安は皆無。実際、初日特選は好位からのまくりで志村龍己とワンツーを決めて圧倒的な支持に応えた。
「前回より断然良いですね。ミッドはのんびりできるので自分に合っています。あと手当てが大きいのも嬉しいし(ミッドが)好きなんです(笑)。準決はラインが長くてちょっとメンタル的に重たいけど自分なりに頑張ってみます」
やはりA級では脚が違うだけに、準決でも“愛されキャラのマサシ”がしっかり存在感を示してくれるはずだ。(netkeirin特派員)