2025/03/26(水) 17:30 0 6
前走・四日市で、20年8月小田原以来となる通算3回目のGIII優勝を飾った和田。「体自体は良くなかったけど、展開に恵まれた感じですね」とふり返る。
勢いを増す南関地区の一員として高いレベルを維持しているが「今の競走得点があるのも、前の選手のおかげですから」と、あくまでラインの力であることを強調。
ビッグレースでは番手ないし3番手を回ることが多く、経験を重ねるごとに追走技術は磨きがかかっており、前を走る選手からの信頼は厚い。ただ、和田自身も本来は自力選手。味方の機動型が不在の今回は、和田にとって正念場のシリーズとなりそうだ。
「今シリーズは何とか自力で結果を出さないと、と思っている。前橋は展開に左右されやすいし、組み立てをしっかり意識して。前回から新車を使ってみたけど、正直、よく分からない(苦笑)。GI、GII、走る場所によって感覚も違うと思うので。何かいい感覚が掴めたら」
来月末に開催を控えるダービー(名古屋)に向けて、更なる弾みを付けたい。(アオケイ・八角記者)