2025/03/15(土) 18:00 0 2
大垣競輪場で行われている「大阪・関西万博協賛競輪in大垣(GIII)」は16日に決勝が行われる。12Rに出走する市橋司優人に話を聞いた。
2場所前の玉野でS級初優勝。直前の宇都宮でも優出と近況ノリノリな市橋司優人。今回も順当に準決勝まで勝ち上がった。
準決勝の番組が出ると今開催のシリーズリーダーである河端朋之の番手を回る構成だったが「前回の決勝も小川丈太君に付けなかったし、基本は他地区の後ろは回らない。1度、町田太我君の後ろに小川勇介さんが付くってなって自分が3番手を回ったことがあったけど、自分から選択して行くことはないので。河端さんはとても魅力があるけど調子もいいし、自分でやります」と前回りを選択。
道中は先手の4番手を確保から好位好位にスルスルと進路を取っての2着。4コーナーの伸びがかなり光った。
レース後はホッとした様子で「自分でやると決めたからには結果が欲しかったし、決勝に上がれてホッとしました。今回は最低でも決勝に上がりたいと思っていたし、嬉しいですね。ここまで来たら決勝でも3着までに入って競輪祭の権利が欲しい」と本人も納得の走りだったと言う。
決勝は九州唯一の勝ち上がりで単騎を選択し「まずは位置取りから」と話した。デビュー12年目にして初のS級優勝を挙げただけにこのままの勢いで記念初優勝も狙っていく。(アオケイ・松野記者)