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【玉野競輪】野村賢「(沢田(勇治)さんと)ワンツー決めたかった」

2025/03/15(土) 17:15 0 1

玉野競輪「シン・TIPSTAR杯(FII)」は15日、2日目を迎えた。準決勝5Rを走る予定だった野村賢に話を聞いた。

「明日は優勝目指して頑張ります!」と話した野村賢

 2日目の準決勝5Rはスタート直後に③武田和也が落車し、レース中止に。抽選を受けることになった野村は「残念です。走って勝って決勝に行きたかったですね。沢田(勇治)さんとも初めての連係だったんですよ。ワンツー決めたかった。」

 無事、抽選で勝ち上がりを決めた野村は「2番目で上がれました。でも今日は何もしていないし、ローラーで軽く脚を回しときます。プラス思考で脚を温存できたと思って(笑)。明日は優勝目指して頑張ります!」

 イレギュラーな出来事だった準決勝。5Rはレース中止で全返還。現場はバタバタしたが、個人的には施行者さんやチーム長のこの判断は正しかったと思う。③武田和也が絡む車券を払い戻してレースをやることもできただろう。今までそういうレースをたくさん見てきた。

 でも、ファンの気持ちからしたらどうだろう。お金を賭けているのに。その選手を直接は買っていなくても、その選手の動きに期待して買った、押さえた車券は全て無駄になる。記者も経験したことがある。

 売り上げを手放したくない気持ちも分かるが、ファンの気持ちを汲んでいない。今回は皆が平等になるようレース中止と全返還。ファンに寄り添った対応だったと思う。

 競輪も若い新規ファンが増えてきた。昔からのファンなら今回も返還無しでそのままレースをやっても「いつもの事」で終わるかもしれないが、初めて車券を買った人が周りにそう言われて納得できるだろうか。

 こんな場面で『こんなスポーツ他にないだろ?』ってフレーズを使って欲しくない。皆が分かりやすいように統一するルール改正。当日欠場も含めメンバーが変われば選手の走り方も変わり、買い方も変わってくる。一旦、全返還からの買い直しが妥当なのではと記者は思う。(アオケイ・梅田記者)

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