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【共同通信社杯】渡邉一成「個の力なら近畿より北日本」

2021/09/17(金) 16:30 0 1

岐阜競輪場共同通信社杯(GII)」は17日、初日を迎えた。9Rの一次予選で、北日本の3人で決めた渡邉一成に話を聞いた。

踏んで山口拳矢の番手に嵌まった渡邉一成。クレバーな走りで北日本で独占する原動力になった。

 人気は地元の山口拳矢だったが、北日本独占の原動力になった渡邉一成。突っ張る感じで踏み、上手くヤマケンの番手に嵌まった。

「相手が嫌がる戦法を考えていた。門田君の押さえが遅かったし、突っ張っておこうと。あとは、ヤマケンが見えたので、ギヤをシフトチェンジして、番手に嵌まる作戦。これも後ろが守澤君と言うのも大きかった。中川さんも守澤君には近づきたくないだろうから、そこでやめてくれたので」。

 そこから少し一成節が始まり「個の強さと言うか、フィジカルの強さなら近畿より北日本(笑顔)。ファンから見れば、ラインとして機能するレースが少なく、そこは歯がゆい気持ちがあるでしょうが…。友和さんのレースに対する姿勢、守澤君の体の使い方、新田君のトレーニング方法とパワー、慎太郎さんの勝負に対する強い気持ち。どれを取っても超一流だし、僕自体、勉強になっている」。

 相手が一成の突っ張りがあると思えば、走りが萎縮する。少し怖い一成が戻ってきたと感じるレースだった。(町田洋一)

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