2025/03/09(日) 14:00 0 1
5回もの試験の末に125期生として日本競輪養成所への入所した根性あふれるレーサーだ。ストレートならば117期だったといい、渡邉雅也と長田龍拳とは同じ高校の同級生。
「先に入った2人がいなければ、途中であきらめていたかもしれません」とすでにS級で活躍するライバルの存在が阿部のヤル気を支え、モチベーションアップにつながっている。
得意とするのはカマシ、まくりでこの日も岡崎克政が流したタイミングを逃さず打鐘過ぎ4角から一気に叩き切った。
「あらかじめ色んなレースを見てきました。岡崎さんのことはもちろん知っていましたし、簡単に出してしまってはきつい。それなら4角の下りでいけばラインで行けるなと思った。ちょうど緩みましたし」と予習もバッチリに景気のいい仕掛けが決まった。
2日目、10日の準決5Rは中西勇との同期対決に注目が集まる。
「中西さんとは以前、対戦したことがありますが負けています。うまく組み立てて今回は勝ちたいです!」と一撃必殺を狙っている。(netkeirin特派員)