2025/03/09(日) 13:45 0 0
前場所の高松を完全優勝で飾った。内容も充実しており初日と決勝は逃げ切り、準決も巻き返しは早く3日間すべてバックを取った。そんな勢いそのままに当地に乗り込んできた。
前検日に9連勝による特昇を意識するか、と問われると「意識はしますけど、するならぜんぶ先行するぐらいのつもりで勝ちたいですね」と力強いコメント。
そんな言葉通り、初日は前受けからの突っ張り先行でラインを確定板へと送り込んだ。高橋明久との2車単は100円、3番手をキープした里見恒平まで続いた3連単は200円と超絶にカタい決着となった。「これまで自分がこだわってきたスタイルを評価していただいたオッズだと思います」とラインの先陣役としての任務を果たし、気持ちは乗る一方だ。
開催前には「鳥刺しがアタって食中毒になりました。もう鳥刺しは食べません」と状態面が心配されたが、この1走で不安は一掃した。
2日目、10日の準決7Rはシリーズリーダーの同期、船山真生と対戦する。決勝戦さながらの力比べとなりそうだが、船山に土を付けることができれば決勝へ向けて大きなアドバンテージを手にできる。渾身の積極駆けに期待だ。(netkeirin特派員)