2025/03/05(水) 17:00 0 5
今年に入り苦戦の数字を並べていた原田研太朗だが、前回の伊東から動きが一変。明らかに気配は良好で今開催を迎えた。
予選では当然1番人気を背負うも最終バックでは5番手に置かれ絶対絶命かと思われたが、大外をぶん回す捲り追い込みでしっかり頭まで届いた。
「仕掛けのタイミングは何度かあったけど、見てしまった。自分だけのレースになってしまいましたね。気持ちが弱かったです」と組み立ての問題で脚は少しずつ戻って来ていると言う。
先日行われた全日本選抜をみて「やっぱり同世代が活躍している姿をみて自分も負けていられないと思ったし、自分もまたあそこに戻りたい気持ちが湧いた。色々試行錯誤していますが、焦り過ぎてもダメなので地道に頑張っていきます」とここからの巻き返しを誓った。
自分が競輪を見始めた時は丁度原田が連勝街道を突っ走っていた頃で競走得点も115点前後あり、車券購入の際に絶対的な安心感があったのを覚えている。やっぱり原田はGレースを走っている姿が似合うし、キッカケを掴んでまたグレード戦線に戻ってくれる事を切に願う。(アオケイ・松野記者)