2025/03/04(火) 20:30 0 0
4日、静岡競輪場で、日本競輪選手養成所127・128期選手候補生の共同インタビューが開催された。各回生在校成績上位1〜3位選手と適性1位選手が登壇。養成所生活を振り返り、これからの意気込みとデビューに向けての心境を語った。
在籍中に行われた128期生の競走訓練成績の上位3名と適性入所者1位は以下の通り。
在所成績
順位 | 氏名 | 都道府県 |
---|---|---|
1 | 酒井亜樹 | 大阪 |
2 | 北岡マリア | 石川 |
3 | 岩元杏奈 | 宮崎 |
適性1位
順位 | 氏名 | 都道府県 |
---|---|---|
1 | 半田水晶 | 茨城 |
ーーガールズケイリン選手を目指したきっかけはなんですか?
「小学4年生から12年間BMXレースをして、その後はトラック競技に転向。この経験を生かして、もっと自転車選手として可能性を広げたいと思い、競輪選手を目指した」
ーー卒業記念レースを走った手応えはありましたか?
「1回戦はいつも通りの走りを心がけた。1センターから3コーナーあたりから捲っていく得意のパターンで仕掛けたんでが、うまく前にできれなかった。まずは決勝まで勝ち進みたい思いで、2回戦は駆けが遅くなったんですけど、しっかり着で、明日の決勝に繋げられたので良かった」
ーー明日の決勝戦に向けて意気込みをお願いします!
「しっかりレースの動きを見て、仕掛けられるところはしっかり自分で動いて、優勝目指して頑張りたい」
ーー10ヶ月の養成所生活で印象に残ってることはありますか?
「楽しかったこともたくさんあるけど、苦しかったこともその分たくさんある。早期卒業を目標に入所したので、第2回記録会で早期卒業を逃してしまったことがすごく悔しく、一番心に残ってる。そういった、自分と向き合って、また前に進んでいく力は養成所で成長できたところだと思う」
ーーデビューしてからどのような走りを見てほしいか、今後の目標を教えてください。
「得意なダッシュを活かした力強い走りで、GIに出場できるような、ガールズケイリンを代表するような強い選手になりたい」
ーーガールズケイリン選手を目指したきっかけはなんですか?
「高校時代のときに自転車競技していた際、男子競輪選手と走る機会があったが、技術やスピードが全然違った。私も競輪選手のように強くなりたいと思い、選手を目指した」
ーー卒業記念レースを走った手応えはありましたか?
「予選2回とも自分の走り(捲り追い込み)ができていないので、明日は自分の走りをして、勝てるように頑張りたい」
ーー明日の決勝戦に向けて意気込みをお願いします!
「レース展開をしっかり見て、自分の持ち味をしっかり出せるように頑張りたい」
ーー10ヶ月の養成所生活で印象に残ってることはありますか?
「高校のときは右上がりだったけど、養成所に入ってからはなかなか伸びないことが多く、すごく悩んだ10ヶ月だった。そんな中、先輩たちと仲良く会話できたことや、励ましてもらったことがとても印象に残っている」
ーーデビューしてからどのような走りを見てほしいか、今後の目標を教えてください。
「自分の得意な捲り追い込みを生かして、どんなレースでも全力で戦いたい」
ーーガールズケイリン選手を目指したきっかけはなんですか?
「高校から大学まで自転車競技をしてきた。大学卒業後、社会人やりながら競技をやっていたが、明確な目標がなく、このままではいけない、自分らしくないなと思い、選手を目指した」
ーー卒業記念レースを走った手応えはありましたか?
「1回戦目はレース展開が遅かったので、ホームから自分で行こうと思ったけど、みんな同じタイミングで駆け出した。最後バックから捲ることができてよかった。2回戦目は前受けで、自分がイメージしたレースができたので、明日も冷静に判断しながらリラックスしてレースに挑みたい」
ーー明日の決勝戦に向けて意気込みをお願いします!
「あまり緊張せず、視野を広くして、レースの流れを見て、自分の力を出し切りたい」
ーー10ヶ月の養成所生活で印象に残ってることはありますか?
「自転車競技をしてきて、やはり競輪と競技は違うというふうに考えていた。新しいことを吸収したくてT教場に入った。その中の練習で、“3キロサーキット”というアップダウンのコースで、自転車にタイヤくくりつけて走る練習が、一番印象に残っています。来年は所長が変わるということで、滝沢所長のもとでいろんなことを学べてとても光栄に思っている」
ーーデビューしてからどのような走りを見てほしいか、今後の目標を教えてください。
「(出身地の)宮崎県は競輪の認知度が低く、ガールズ選手が少ないのが現状。選手を目指したい、自分のような選手になりたい、と思ってくれる子たちが増えるように頑張っていきたい」
ーーガールズケイリン選手を目指したきっかけはなんですか?
「大学の陸上部時代に、現在の兄弟子である小坂丈選手(29歳・茨城=121期)が大学にトレーニングをしにきていた。そこでガールズケイリンを知った。その後すぐ志すことはなかったが、実業団まで進み陸上競技を続ける中で、自身の限界を感じた。でもやっぱりスポーツが好きで、もっと自分の可能性を試したいと思っていた。そこでガールズケイリンを思い出し、選手を志望した」
ーー卒業記念レースを走った手応えはありましたか?
「卒業レースではみんな着を狙ってくると思っていたので、1回戦目は、いつも通りできるだけ長い距離を踏もうと思い、できるだけ早めに仕掛けた。最後差されてしまったけど、これまでやってきた成果を出したかったので、思い切っていった。2回戦目は車番が外枠で、後方からのスタートになってしまった。打鐘からは前もすごくかかっていたので、ホームできることはできなかったけど、何とか3着に入れてよかった。2戦目のレースを貫きたい」
ーー明日の決勝戦に向けて意気込みをお願いします!
「養成所で学んできたことをしっかり出し切って、誰よりも風切って頑張りたい」
ーー10ヶ月の養成所生活で印象に残ってることはありますか?
「訓練は苦しいことも多かったけど、ご飯が3食出て、お風呂もちゃんと焚いた状態という、自転車に集中できる養成所の環境がありがたかった。いろいろ試行錯誤しながら、タイムやフォームが少しずつ変化していくことが日々の楽しみだった」
ーーデビューしてからどのような走りを見てほしいか、今後の目標を教えてください。
「ガールズケイリンを目指したときから、奥井迪選手や瀧澤所長のような先行が本当にかっこいいと思い、養成所生活をやってきた。先行で勝てる選手になって、ビッグレースで活躍することはもちろん、お客様に“半田がいるから競輪は面白い”と言っていただけるような選手になれるように頑張りたい」