2025/02/27(木) 19:00 0 6
今節のS班の参加メンバーは郡司浩平、新山響平、岩本俊介の3人。全日本選抜(GI)を制した脇本雄太の名前も入っていたが2月の早い段階で欠場届を出している。持病になっている腰痛を考えると、今年は大事に走って行くのだろう。
中心は郡司浩平。今年は全日本選抜で優出を逃したが、ロケットスタートに成功。
援軍も多く、深谷知広、郡司浩平、岩本俊介の並びは、まるで南関地区の記念みたいだ。深谷を残しながら、3番手の岩本のコースも作る。地元意識があったのか深谷も全日本選抜で優出。孤軍奮闘になったが、名古屋も元地元であるし、高いモチベーションで走る。岩本は気持ちの入ったレースをやり、3番手のテクニックはないが、タテ脚でカバーしている。
新山響平も相変わらず、先行にプライドを持って走っている。狙っての捲りが決まれば、成績は安定すると思うが、そこは鉄の精神。若手機動型の模範となっており、生涯、先行職人だ。佐藤慎太郎と守澤太志が負傷欠場で、番手は小松崎大地。勝ち上がりの段階では大槻寛徳との連係もある。
関東は復調気配の吉田拓矢に小林泰正、武藤龍生が主力選手。眞杉匠の気持ちに応えられず、ヨシタクが一番悔しい思いをしているだろう。誰もが忘れていると思うが、木暮安由は当地の記念覇者。
中部地区は佐藤慎太郎の代わりに浅井康太が追加で入った。地元のエース藤井侑吾は怪我が治らず、全日本選抜に続いての欠場。何とか5月の地元ダービーは間に合って欲しい。それで責任重大となったのがヤンググランプリの覇者の纐纈洸翔。あれがフロックと言われない為にも、最低でも決勝進出がノルマ。
中四国も目立った選手は不在。
初日特選の想定メンバーだが、深谷知広・郡司浩平・岩本俊介でサプライズの並びはないだろう。関東も小林泰正に武藤龍生。新山響平に浅井康太で静岡記念で連係しているが、浅井より村上博幸の方が競走得点上位。これで新山の後ろは誰が回るか流動的。どうあれ山田英明は単騎で自在戦になりそう。