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【金鯱賞争奪戦】今節のレース展望!

2025/02/27(木) 19:00 0 6

名古屋競輪「開設75周年記念・金鯱賞争奪戦グランパスカップ(GIII)」は、3月1日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 今節のS班の参加メンバーは郡司浩平新山響平岩本俊介の3人。全日本選抜(GI)を制した脇本雄太の名前も入っていたが2月の早い段階で欠場届を出している。持病になっている腰痛を考えると、今年は大事に走って行くのだろう。

郡司浩平

 中心は郡司浩平。今年は全日本選抜で優出を逃したが、ロケットスタートに成功。

深谷知広

岩本俊介

 援軍も多く、深谷知広郡司浩平岩本俊介の並びは、まるで南関地区の記念みたいだ。深谷を残しながら、3番手の岩本のコースも作る。地元意識があったのか深谷も全日本選抜で優出。孤軍奮闘になったが、名古屋も元地元であるし、高いモチベーションで走る。岩本は気持ちの入ったレースをやり、3番手のテクニックはないが、タテ脚でカバーしている。

新山響平

 新山響平も相変わらず、先行にプライドを持って走っている。狙っての捲りが決まれば、成績は安定すると思うが、そこは鉄の精神。若手機動型の模範となっており、生涯、先行職人だ。佐藤慎太郎守澤太志が負傷欠場で、番手は小松崎大地。勝ち上がりの段階では大槻寛徳との連係もある。

小林泰正

武藤龍生

 関東は復調気配の吉田拓矢小林泰正武藤龍生が主力選手。眞杉匠の気持ちに応えられず、ヨシタクが一番悔しい思いをしているだろう。誰もが忘れていると思うが、木暮安由は当地の記念覇者。

 中部地区は佐藤慎太郎の代わりに浅井康太が追加で入った。地元のエース藤井侑吾は怪我が治らず、全日本選抜に続いての欠場。何とか5月の地元ダービーは間に合って欲しい。それで責任重大となったのがヤンググランプリの覇者の纐纈洸翔。あれがフロックと言われない為にも、最低でも決勝進出がノルマ。

村上博幸

 近畿は山田久徳村上博幸の京都勢だが、厳しい戦い。

 中四国も目立った選手は不在。

山田英明

 九州も伊藤旭山田英明中本匠栄で準決の本命選手。

 初日特選の想定メンバーだが、深谷知広郡司浩平岩本俊介でサプライズの並びはないだろう。関東も小林泰正武藤龍生新山響平浅井康太静岡記念で連係しているが、浅井より村上博幸の方が競走得点上位。これで新山の後ろは誰が回るか流動的。どうあれ山田英明は単騎で自在戦になりそう。

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