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【防府競輪・モーニング】練習から強い53歳の平総一

2025/02/22(土) 16:30 0 0

防府競輪のモーニング「レノファ山口カップ(FII)」が23日、開幕する。6Rのチャレンジ予選を走る平総一に話を聞いた。

「若いやつに笑われないように練習をやってます」と話す平総一

 22年前期以来、3年ぶりにチャレンジ戦を走っている平総一。昨年8月の落車から3か月以上実戦から遠ざかり、12月の小松島で復帰。降班後は佐世保静岡で連続優出と53歳とは思えない走りを見せている。

玉野の落車で右の肩甲骨を骨折しちゃった。ちなみに一昨年5月の和歌山では左の肩甲骨を骨折して、まだピンが入っているよ。まぁこの年齢になったら良くない箇所がない状態でいられる方が少ないでしょ。とりあえず走らないと0点になっちゃうし、小松島を走ってチャレンジを迎えた。キツいメンバーだったけどなんとか決勝に乗れた。前回の静岡の決勝なんか、おっさん1人で、みんな息子以下の年齢(もっとも年上で25歳)だったよ」

 前回チャレンジを走った23年前期は、2日目以降が中止になった1節を除く15節全てで決勝進出した。左右両方の肩甲骨骨折の大ケガを乗り越えた今期も上々の滑り出し。この強さの源は一体なんなのか。

「若いやつに笑われないように練習をやってます。若手たちと毎日やっていて、上田(尭弥)とか松岡(辰泰)、(伊藤)旭に離れることはまずない。かわす練習はしてませんけどね。A級の若手の自力型では自分に千切れたり、追いつかなかったりする選手もいますよ」

 豊橋で開催中のGIに出走する松岡辰泰伊藤旭に離れることがないのなら、チャレンジ戦は脚も気持ちも余裕を持って戦えるだろう。初日は初連係の寺師幸成マークから白星スタートを目指す。(netkeirin特派員)

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