2025/02/21(金) 16:45 0 13
強くなると、勘違いするアスリートもいるが、S班1年生の岩本は、全く変わらず、おごり高ぶったところがない。逆にS班になり謙虚になったかも。
元々、ポテンシャルは高かったが、若い頃は淡泊を絵に描いた様な一発屋の走り。このまま終わっていく選手もいるが、大ブレークを果たした。
岩本俊介は「地位が人を築く? いや、自分はずっとペーペーのままですよ(笑)。番手、3番手の技術はないし、タテ脚でカバーしているだけ」。
急に態度を変えず、庶民派レーサーのイメージで親近感がわく。今年に入ってからの成績は抜群で、走りに気持ちが込められている。レースが終わると、大の仲良しの和田健太郎とじゃれ合っている姿も、微笑ましく、おちゃめである。(町田洋一)