2025/02/17(月) 19:30 0 0
前期S級の水書義弘が降級後の初勝利を挙げた。レースは小柳智徳が断然の支持を集めたが、小川達也が抜群のペース配分で別線を翻弄。この絶好展開を水書が生かしてチョイ差しを決めた。
「オガタツのおかげです。急に風向きも良くなったので、差せたのはたまたまです」と言いながらホッと胸をなでおろした。
降級後の3場所は苦戦を強いられてきた。初戦の静岡こそ準決勝、決勝で3着に入ったが、他の7走はいずれも着外。今シリーズの初日も「全然踏めていなかったしダメだった」と6着発進と、険しい表情を浮かべていた。
「去年、4連チャンで落車してからおかしくなってしまった。膝も壊れているしキツい状態ではあるけど、そんな中でもやれることはやっているし光は少しずつ見えてきている。手ごたえがあったわけではないけど1着が取れたという事実をプラスにとらえて、これをキッカケにしたいですね」
この日の白星が、千葉の人格者にとって大きなターニングポイントになるかもしれない。(netkeirin特派員)