2025/02/16(日) 20:00 0 1
2022年から和歌山選手会の支部長を務め、公務との両立を図りながら実戦に挑んでいる。要職は多忙を極めており、つい最近も「和歌山のバンクを改修するので10か月近く入れないんです。その辺の打ち合わせとかもあって立て込んでいました」と直前までバタバタしており練習不足は明らかだった。
それでもレースとなれば頼もしく、ここは佐々木堅次が後手に回ったスキを逃さずに先行に打ってでた。結果は番手の藤田勝也が抜け出し1着、稲毛も3着に逃げ粘り準決への切符をゲットした。
「本当は切りたくなかったし、切ってからがまた長かった。野田(源一)さんも逃げたくないし、逃げたがらない同士の戦いになりました(笑)。出切ってからもなるべく内を踏んで少しでも距離を短くしたかった」と老練テクニックを駆使したエコ先行が決まった。
2日目の準決12Rは初連係となる田中大我に任せる。初日に元気よく動いただけあって「(前が)いてくれて良かった」と目標あるレースを歓迎。ここは田中をノビノビと駆けさせて近畿ワンツーへと導く。(netkeirin特派員)