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【静岡競輪G3】深谷知広が地元・静岡記念初優勝!

2025/02/16(日) 19:15 1 6

2025年2月16日 静岡競輪
大阪・関西万博協賛
開設72周年記念「たちあおい賞争奪戦」G3(最終日)

2月13日より駿府城下の静岡競輪で行われてきた開設72周年記念「たちあおい賞争奪戦」G3が決勝を迎えた。
シリーズは、S級S班の新山響平眞杉匠岩本俊介に加え、地元の深谷知広や、今年初戦の松浦悠士らが参戦し、初日から激しくハイペースな競走でしのぎを削った。新山は連日戦法を変化させた走り、眞杉はアグレッシブな走りと巧みなレースを主導、そして岩本も連日番手戦ながら的確なサポート力を発揮し、それぞれが2日目以降連勝で決勝進出を決めた。
また、深谷は常に力を出し切る競走で連対を外さずシリーズをけん引して、昨年準優勝だった地元記念でリベンジの舞台を整えた。

全日本選抜競輪を目前に好メンバーが対戦した決勝は、最終BSで7番手の深谷知広が豪快に前団を捲りきり1着のゴール。移籍後初となる嬉しい優勝を手にすると同時に、2024年10月の熊本以来、通算22回目のG3を制し、詰めかけたファンの「深谷コール」を一身に受けた。

※3日目準決勝レポートはこちら

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【最終日12R=S級決勝】
1/深谷知広(S1・静岡96期)
2/荒井崇博(S1・長崎82期)
3/眞杉匠(SS・栃木113期)
4/浅井康太(S1・三重90期)
5/新山響平(SS・青森107期)
6/河端朋之(S1・岡山95期)
7/坂井洋(S1・栃木115期)
8/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
9/岩本俊介(SS・千葉94期)

【レース展開】

8・嘉永、5新山が動いて赤板を通過
打鐘。8・嘉永を5・新山がおさえていく
最終HS。5・新山と3・眞杉の主導権争い
最終BS。7番手から1・深谷が捲りを仕掛ける
1・深谷が捲りで押し切りゴール

誘導以下、1深谷-9岩本、3眞杉-7坂井、8嘉永-2荒井、5新山-4浅井、6河端で周回。赤板前から新山が動くと、嘉永も合わせて上昇。まず嘉永が先頭に立ち、打鐘後に新山が嘉永を抑えると、眞杉がスパートして、新山と眞杉の主導権争いに発展する。最終2コーナーで眞杉が先頭に躍り出るが、番手に新山が入り、坂井は4番手から追い上げる。最終2コーナーから7番手の深谷が捲りを放つと、前団を一気にとらえて優勝のゴール。マークの岩本が続いて2着で南関東ワンツー。3着に河端が入線した。

【最終日12R=静岡競輪G3決勝】
2車単1-9 1,180円(2番人気)
3連単1-9-6 8,440円(20番人気)
決まり手:捲り-マーク

優勝/深谷知広(S1・静岡96期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回戦績:特3・二1・準2・決1
次走出場予定:全日本選抜競輪G1(豊橋/2月21日〜24日)

静岡に移籍して、初の地元記念優勝は)ずっと皆に気を遣わせてきたので、ホッとしています。表彰式では、(ファンの歓声があり)地元で優勝したんだという思いがすごく湧いてきました。レースは、初手で前の方からの組み立てを考えていました。皆、隙がないので、絶対に動くだろうと。それが今日は上手くいったと思います。
打鐘過ぎは(新山響平嘉永泰斗を叩くと)眞杉(匠)君が行くだろうと思っていて、(引いてきた時に)自分のところで降りられないように気をつけて、と思いました。最終BSは、河端(朋之)さんが後ろにいたので、その仕掛けで被らないタイミングと、自分の踏み込めるところを見極めていました。スムーズに踏み出すことができたので、そこが良かったと思います。
今開催は、かなりキツい練習をしてきたので、初日にかみ合わないところがあり不安があったのですが、しっかり立て直せたと思います。これからも、目の前のレース一戦、一戦で頑張ることは変わらずに、その中でしっかりトレーニングを積みたいと思いますし、結果を出したいと思います。


(P-Navi編集部)

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