2025/02/12(水) 19:00 0 0
今年最初の正月開催、元旦に行われた最初のレースでいきなり落車してしまった和田健太郎。完全にもらい事故で、かなり激しい落ち方をしていたが、40日の欠場期間を経て今回の玉野から復帰する。
「骨は大丈夫だったけど、思いのほか重傷でしたね。途中で胃腸炎にもなったし…。ここまでの練習はそこそこ。本音を言えばもう少し休みたかったけど、このあと控えている全日本(選抜)をぶっつけで行くのもどうかと思って、今回の玉野を走ることにしました」
落車欠場明けでいきなりGIというのはリスクがデカすぎるし、多少無理してでも1本走ってから『本番』というのは当然の感覚。自分が選手でもそうだろう。ただ和田は自身が発した「ぶっつけで」という言葉が引っかかったようで、コメント訂正ではないが、こう付け足した。
「ぶっつけでGIを走るのが不安っていうのは確かにそうなんですけど、だからといって、FIを調整の場として軽く見ているわけではないです。本当に。SSでもない自分の主戦場はFIだから、復帰戦だろうが、GI前だろうが、しっかり走るのは当たり前。その中で次の全日本につながれば…という気持ちです」
小倉竜二や香川雄介ほどではないが、和田も落車が多い選手。雰囲気的にはまだ半分も戻っていない感じだったが、目標の長島大介が行ってくれれば体を張ってきっちり仕事。仮にダメでもコースを探して突っ込んでくる。(アオケイ・長谷川記者)