2025/02/12(水) 14:45 0 0
玉野競輪のナイター「S笠岡20周年杯&チャリロト杯(FI)」は13日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
競走得点トップの成田和也がシリーズを引っ張る。前走の高松記念ではオール2着で準優勝。決勝も厳しいメンバーだったが、巧みなレースで郡司浩平の2着に入っている。犬伏湧也、島川将貴、香川雄介の四国ラインも人気になっていたが、他地区の田中大我を使い、この成績は立派と言える。今節は連係実績豊富な同県の高橋晋也を目標にする。その高橋晋也も前回の岐阜では内藤宣彦とワンツーを決めて準優勝と調子を上げている。
九州は松岡辰泰を先導役に同県瓜生崇智、3番手が小岩大介の布陣。松岡辰泰の近況もまずまずで、2場所前の四日市で優勝。瓜生も小岩も仕事のできるマーカーで、総合力では九州がリードかも。
長島大介も前走のいわき平で優勝。関東の貴重な自力選手で、大レースでも強い。初日特選はメンバー的に和田健太郎がマークしそう。和田は落車明けで1か月半振りの実戦。
予選のメンバーから、優勝する選手は厳しそう。地元からは三宅達也、田中勇二、黒田淳、今野大輔。
A級戦は茨城の選手会の支部長の鈴木謙太郎が乗れている。前回の別府モーニングは途中欠場だが、その前は2場所で連続優勝。スピード、切れと申し分ない。S級下がりの特選選手は近藤俊明、岡崎景介、片山智晴だが、降級してからの成績も良くない。売り出し中の若手自力選手も不在で、難解なシリーズになる。