閉じる

【たちあおい賞争奪戦】今節のレース展望!

2025/02/12(水) 12:00 0 3

静岡競輪「開設72周年記念・たちあおい賞争奪戦(GIII)」は、13日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 今節参加のS班のメンバーは眞杉匠新山響平岩本俊介の3人。清水裕友北井佑季の名前は入っていたが欠場になっている。

眞杉匠

 まず眞杉匠だが、新年一発目のレースで、ここから始動。突っ張りやカマシの威力がなくなり、オールラウンダーの域に。ロングの仕掛けがあっての自在戦だし、次の豊橋全日本選抜に向けて、長い距離を踏んでおきたいかも。

新山響平

 今年に入ってからの新山響平は結果が出ていない。和歌山記念、高松記念と連続して決勝進出に失敗。レース内容は良いが、ファンが求めているのは、車券に貢献する事かも。格下相手に捲られているのは、少し見ていられない。

岩本俊介

 S班1年生の岩本俊介だし、もっと苦戦するかと思いきや、松阪記念では、気持ちの入った走り。3番手のレースにも慣れて、ニュー岩本とも言える。勝ち上がりの段階ではシビアにタテにも踏んでいた。

深谷知広

 実質、S班の地元深谷知広は優勝候補の筆頭とも言える。松阪記念では未勝利だが決勝進出。郡司浩平の優勝に貢献しており、最低限の走りはやっていた。自然と、周りが、深谷を獲らせる機運になるだろう。

松浦悠士

 松浦悠士も事故点のペナルティーで復帰戦。このまま黙っている男とは思えないし、来年は自然と赤パンを履いているだろう。中四国の自力選手が手薄で、基本、自分でのレースになる。レース勘を取り戻す意味でも、これはプラス材料。

荒井崇博

 九州は嘉永泰斗荒井崇博で、このタッグも魅力。混戦演出なら一撃は必死。

坂井洋

 初日特選の想定の並びだが、南関は深谷知広岩本俊介。関東は眞杉匠坂井洋のコンビで、坂井の差しからも車券は売れる。九州は嘉永泰斗荒井崇博新山響平は単騎でも自力で、松浦悠士も自分でやるレース。問題は浅井康太の動向。松浦に付ける作戦はプライドからもないだろうが、新山に行くかは、半々ぐらいだろう。

浅井康太

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票