2025/02/11(火) 18:40 0 18
開口一番「ラインのおかげです」と笑顔をみせた松井。
「決勝のメンバーが決まって、道場くんが「前で頑張りたい」と言ってくれた。自分は、もし飛び付かれたりしても位置を取りきる気持ちでした。
レースは作戦通りに行ったけど、郡司さんが絡まれてしまったので…。自分が仕掛けてからは後ろに影は感じていたけど、状況は分からなくて。最後のゴールもギリギリ負けたと思って、自分から(車券が)売れていたし、お客さんに謝っていたぐらいですから。優勝の実感はないけど、道場君が頑張ってくれてラインから優勝者を出せたので、いいレースはできたのかなと思います」と喜びを語った。
昨年、グランプリの椅子をかけた最終決戦の競輪祭では、まさかの一次予選敗退。逆転でのグランプリ出場は叶わなかった。今年のグランプリの舞台は「平塚競輪場」。ホームバンクでの開催に松井が燃えないわけがない。次走は今年最初のGI「全日本選抜競輪(豊橋)」だ。グランプリへの切符獲得へ、今年は並ならぬ覚悟で挑む。(アオケイ・八角記者)