2月11日、奈良競輪場で行われた春日賞争覇戦(GIII・最終日)の決勝は、松井宏佑(32歳・神奈川=113期)が番手捲りで押し切って1着、追い込んだ古性優作(33歳・大阪=100期)が2着、追い込んだ三谷将太(39歳・奈良=92期)が3着に入った。3連単は⑤-①-⑨で17,500円という配当だった。
レースは前受けの南関勢の先頭・
道場晃規(27歳・
静岡=117期)が突っ張り先行。道場のスピードが良く、隊列が変わらないまま最終ホームへ。そこで古性が仕掛け、そのタイミングで松井が番手発進、それを追走しようとした
郡司浩平(34歳・神奈川=99期)を古性が瞬時にキメて松井の番手を奪う。松井の後ろに近畿勢が収まって、そのまま最後の直線へ。ゴール前は逃げ込もうとする松井に古性が際どく迫ったが、松井がわずかに振り切って見事優勝した。