高橋晋也は115期の出世頭で北日本の大砲候補。S級S班の佐藤慎太郎や守澤太志も強いと認める先行選手だ。3月当地のウィナーズカップ(GII)では決勝に乗っているし、相性抜群のバンクで今回も結果を出したい。

「あのときは開催前から変な自信があって、自分でもいいところまで行けると思っていた。準決勝が終わってからは、記者の人に『やってみて』と言われて、優勝したあとの賞金ボードを掲げる予行演習もしていた(笑)。ただ今回は落車明けで1ヶ月以上振りの実戦。自転車にもほとんど乗っていない。どれくらいやれるか未知数です」。

　コメントは消極的で表情もなんとなく曇りがちだったが、ふと後頭部を見るとVマークの剃り込みが…。
本人曰く「(カットのときに)こんな風にするつもりじゃなかったのに、気付いたらこうなっていました。狙ったわけではないですよ」と言うが真実は不明。

「コメントは自信なさげだけど、後頭部だけは自信満々(笑)。走る以上はこの頭(V＝優勝)の結果になるように頑張ってみます！ 」と自分自身を鼓舞するように話していた。(アオケイ・長谷川記者)