2025/02/02(日) 13:45 0 0
地元ホームの両者が執念の立ち回りで決勝進出を決めた。2日目、準決3Rの小原は前を任せた梶原大地の先行に乗って1着ゴール。初日に続く連勝を飾った。
「選手になってからピンピンで決勝に乗ったことはありませんでした。初日予選の1着すら復帰してから初めてだったし、できすぎです」と目を丸くした。昨年6月の当地開催で落車し、左鎖骨と肋骨8本を折り肺気胸まで患った。10月の久留米から復帰して11場所目にしてのファイナル進出となった。
準決5Rを走る安東は、そんな小原が喜ぶ姿を見て気合が入っていた。レースは河崎正晴-稲吉悠大の3番手。道中、内田淳にからまれたが難なく乗り切ると、怒涛の中割りで2着に食い込んだ。3着では決勝に乗れなかっただけに値打ちのある2着だった。
「初日は疲れが残っていて不甲斐なかった分、2日目は挽回したかった。併走で気合が入りましたね(笑)」とからまれたら力がみなぎるとは、いかにも大分の追込選手らしいコメントで2018年3月以来となる地元ファイナル進出を喜んだ。
決勝6Rは河崎-稲吉に安東、小原とまとまる。もちろんラインのサポートが第一だが、直線に差し掛かればそこからは力勝負。地元の声援を後押しに、猛然と伸びてひとつでもいい着を目指す。(netkeirin特派員)