2021/09/07(火) 19:30 0 8
体調を崩して久々の実戦となる郡司浩平。いわき平オールスターと地元の小田原記念を欠場。大事な大会を走れず、状態が心配だがS班として主役の一人。後半戦は脇本雄太や新田祐大の世界のパワー対策が鍵となる。年々、レース運びがクレバーになり、新たな“郡司モデル”を構築しつつある。
守澤太志は、佐藤慎太郎以上に良いマーカーになっている。まだ自分の色を出さずに、先輩を立てているが、これから北日本は守澤中心に回る時代も考えられる。来月は事故点のペナルティーで斡旋が停まり、今月は賞金をアップさせておきたい。北日本で高橋晋也、菅田壱道、小松崎大地を盛り立てるが、郡司マークの番組も組まれそう。そうなれば、車券は買いやすくなる。
平原康多は、怪我の代償が大きく波に乗れないでいる。オールスターは無事完走したが、良い時なら、もっと脇本雄太と古性優作に詰め寄っていた。直前の小田原記念の落車も気になる。今節は練習仲間でありタイトルホルダーの宿口陽一や同県の後輩の黒沢征治を目標にする。
ボヤキ節が板に付いた清水裕友だが、これも本人にとって大事なガス抜き。不振が続いていたが、直前の小田原記念は、だいぶ戻していた。
ホームバンクは四日市の浅井康太だが、地元戦に変わりはない。連係実績のある皿屋豊、竹内雄作を足場に決め脚を発揮する。今年は、波に乗れないでいるが、それでも賞金順位は上位にいる。
近畿は大物が直前の向日町記念を走っており、今回は三谷竜生や稲川翔が親方の立場。中四国は一発屋の原田研太朗が欠場でピンチヒッターは取鳥雄吾。宮本隼輔もエリートだが、ミニスランプ状態だ。九州で魅力を感じるのは園田匠の突っ込みぐらい。ただ、直線は短く、園田向きのバンクではない。個人的には、58歳でS級に復活した松阪のドン、萩原操に頑張って欲しいと思っている。