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【平安賞】脇本雄太「GIスタンプを押したい」、新田祐大「向日町は思い出バンク」

2021/09/01(水) 16:30 0 7

向日町競輪場で2日に開幕する開設71周年記念「平安賞(GIII)」。特選12レースを走る新田祐大脇本雄太に話を聞いた

「疲れは残っているけどやりきりますよ」と話す新田祐大

 いずれも東京五輪を終えると、中0日の強行軍でいわき平オールスターに出場し決勝へと勝ち進んだ。新田はその後も満身創痍のなか松戸記念にも登場。決勝こそ逃したがアグレッシブな立ち回りが目立っていた。
松戸は疲れが出始めたころでなかなか勝ち切れなかった。少し休みを入れて今回は備えてきたし疲れは取れている」と前回より上積みがあるようだ。

 向日町は記念制覇を遂げたこともある相性いいバンク。それ以外にも特別な思い出があるという。
「ロンドン五輪をめざしていたころの2年間、伊豆と向日町を往復していたんです。その時の思い出がありますね」。
当時のナショナルチームは松本整氏が率いており、その影響で当地に入ることが多く、縁深いバンクなのだ。

「この先のGIを見据えた走りをしたい」と話す脇本雄太

 脇本雄太は新田と違い、オールスターの後はひたすらリフレッシュに時間を充てた。
「1週間、何にもしない時間を作った。さすがに疲れが溜まっていたから。そのあとは新田さんもそうだけど、ナショナルチームの練習に参加してコンディションを整えてきた。まだ疲れは残っているけどやりきりますよ」。

 脇本が当地を走るのは「5年ぶり」とのこと。その時の状況が今回と似ているという。
「前はリオ五輪の後の復帰戦がここでした。2016年になりますね。時期的どうしても向日町が一戦目になる」。

「今回は豪華な面目が揃った。今後(GIで)戦っていくメンバー。その辺を見据えて勝負したい。今年、自分としては次のGI、その次のGIへと目標を目指していくから。寛仁親王牌も大事だけど特に競輪祭を勝ちたい。GIスタンプを押したいから(笑)」とこの先を戦っていく上での重要な開催と位置付けている。(netkeirin特派員)

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