泉慶輔の武器は強烈なタテ。せまーいコースでもこじ開けて突っ込む選手で、よく好配当を提供する穴党に人気な選手だ。以前西武園で会ったときに「松戸記念で活躍したい」と意気込んでいた泉だが、その松戸はギックリ腰で当日欠場。
「練習ですごく良い感じだったし、松戸は本当に走りたかった。メチャクチャ悔しかったです」と唇を噛み締める。

　そこからさほど日数は空いていない泉だが、今回の向日町記念は何としても走りたかったと言う。
「前回走れなかった悔しさがあるので、今回は意地でも走りたかった。ギックリで練習はそこまでできていないけど、軽く乗って行ける感じはした。とにかく上のステージを走りたい」と気合は人一倍だ。

　そんな泉は7レースに登場し、宇佐見裕輝に任せる。
「自分を買ってくれるお客さんはいると思うし、最後まで諦めず全力で頑張ります」と力強く意気込んだ。(アオケイ・石濱記者)