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【立川競輪】一般戦回りとなった谷和也が反省「一番やってはいけないレース」

2021/08/31(火) 19:00 0 1

立川競輪場で8月30日から「報知ゴールドカップ・山口健治杯(FI)」が開催されている。最終日の5Rに出場する谷和也に話を聞いた。

デビュー時からポテンシャルの高さには定評がある谷和也

 初日予選(8R)は山賀雅仁寺沼将彦相手に打鐘からスパート。直線で抜かれはしたが、バックでは一本棒と気っ風の良い先行で3着に逃げ粘った。

「初日の走りは自分でも納得。末脚が甘かったけど、あのレースを続けられればもっと上の舞台でも自分の脚が通用するようになると思います。S級では常にチャレンジャーの立場だし、今は着順よりも内容重視でしっかり脚を作る期間。自分の脚質的に先行が向いていると思うので、まずはバックを取る競走と長い距離を踏むことを心掛けています」とレース後に話してくれた。

 2日目選抜(9R)では伊早坂駿一に主導権を取られ3コーナーで捲りに行くも、車が出ず惨敗。

「一番やってはいけないレース。当然伊早坂さんを警戒していましたが、仕掛け所が被ってしまい中途半端なレースになってしまいました。自分の今の脚力では捲りは厳しいし、デビューした時から先行にこだわりを持っているので、後手に回ると自分の持ち味が全く生かせない。後ろに付いていただいた先輩方にも申し訳ないです。最終日は一般戦回りですが、しっかり主導権を取れるように積極的に仕掛けたいです」と反省を述べた。

 本人が言うようにS級昇班後は10走でバックを取った競走は7回。開催毎に必ず1回は確定板入りしているし、すでにS級初勝利も達成済みだ。デビュー当時からポテンシャルの高さには定評があり、早々にS級レーサーとなった谷。予選のような覇気ある先行が出来れば、もっと活躍できるに違いない。(アオケイ・松野記者)

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