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【別府競輪・モーニング】アクシデントにも動じず三木健正が5連勝

2024/12/26(木) 21:30 0 1

別府競輪のモーニング7「チャリロト杯(FII)」は27日、最終日を迎える。7レースのチャレンジ決勝に出走する三木健正に話を聞いた。

「連勝は意識せず、気負わずに戦いたい」と話す三木健正

 準決勝5Rはスタート直後に思いがけないハプニングが。1センター付近で楠本政明森佑樹の後輪と接触して落車(楠本は失格)するアクシデントはあったが、圧倒的人気を集めていた三木健正は前受けから突っ張って主導権。そのまま押し切って完全優勝した前回の伊東から5連勝とした。

「初周で落車は初めて。しっかり前を見てなかったんですけど音がしてわかった。車間が少し空いていたから良かったです。道中は森さんの後輪は大丈夫かなって思いながら走っていました」

 未体験のアクシデントにも動揺することなく自分のレースを貫いた。森は三木が突っ張った成海大聖に外から粘られたが、なんとかしのいで2着。岡山2人で決勝進出を決めた。三木は9月の別府で3連勝し初優勝。別府の連勝も5に伸ばした。

別府5連勝? 明日も勝てればいいと言えるのかもしれませんね。最近いい成績を残せているのは強い同期が上に上がっていったからだと思う。連勝は意識せず、気負わずに戦いたい」

 決勝は同期で同地区の野村賢から『付いていただければ前で頑張ります!』の言葉があったが即座に却下。「自力でやります!」と力強く宣言した。

「今は逃げて脚を作る時期。強くないまま上に上がって頭打ちするくらいなら、きっちり脚を作ってから上がって勝負したい。少しずつ積み重ねていければ」

 強い意志を示したのも連勝を意識していない、なによりの証拠だ。目先の勝ち負けだけでなく、将来のために苦しくても先行に拘っている。(netkeirin特派員)

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