2021/08/30(月) 20:45 0 0
予選は桜井雄太と小川達也が相手だったが、打鐘では先頭に立って主導権を奪い、最後の最後まで粘っていた。僅かに番手の飯島淳には差されたが、力強い逃げだった。
「バンク自体は軽かったけど、めちゃくちゃきつかったです。差されたのは悔しいけど、番手の飯島さんとのワンツーだし、内容的には納得のいくレースだったと思います。今回は地元戦だし、気合いを入れて走っています。師匠(山崎充央)との同時斡旋ですし、決勝で連係したいですね」とレース後に話してくれた。
ところが準決勝で師匠の山崎充央と同じ番組になり、早々に師弟連係が実現した。
「準決勝で同じ番組になったんですね。良いメンバーが揃っていますけどやること自体は変わらない。しっかり師匠とワンツーを決めて、まずは準決勝を突破したいです」。
直近の3場所は3着で優出を逃しているが、その点について聞いてみた。
「準決勝が鬼門になってはいるんですけど、全ツッパ(突っ張り先行)しての3着だし、レース内容には満足している。それでも勝ち上がれない辺りがまだ自分の甘い所です」。
前回(デイリースポーツ杯)の立川では2②⑦と優出していて結果も残している。別線には特選組の高田修汰や好調をキープしている平原啓多、石橋慎太郎らがいて一筋縄ではいかない感じだが、パワーアップしているのは間違いない。師匠の援護も受けエンジン全開だ。(アオケイ・松野記者)