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【立川競輪場】師匠と優出を!

2021/08/30(月) 20:45 0 0

立川競輪場で30日から「報知ゴールドカップ・山口健治杯(FⅠ)」が開催されている。31日の2日目の4Rに出場する山本勝利に話を聞いた。

師弟連係が実現した山本勝利

 予選は桜井雄太小川達也が相手だったが、打鐘では先頭に立って主導権を奪い、最後の最後まで粘っていた。僅かに番手の飯島淳には差されたが、力強い逃げだった。
「バンク自体は軽かったけど、めちゃくちゃきつかったです。差されたのは悔しいけど、番手の飯島さんとのワンツーだし、内容的には納得のいくレースだったと思います。今回は地元戦だし、気合いを入れて走っています。師匠(山崎充央)との同時斡旋ですし、決勝で連係したいですね」とレース後に話してくれた。

 ところが準決勝で師匠の山崎充央と同じ番組になり、早々に師弟連係が実現した。
「準決勝で同じ番組になったんですね。良いメンバーが揃っていますけどやること自体は変わらない。しっかり師匠とワンツーを決めて、まずは準決勝を突破したいです」。

 直近の3場所は3着で優出を逃しているが、その点について聞いてみた。
「準決勝が鬼門になってはいるんですけど、全ツッパ(突っ張り先行)しての3着だし、レース内容には満足している。それでも勝ち上がれない辺りがまだ自分の甘い所です」。

 前回(デイリースポーツ杯)の立川では2②⑦と優出していて結果も残している。別線には特選組の高田修汰や好調をキープしている平原啓多石橋慎太郎らがいて一筋縄ではいかない感じだが、パワーアップしているのは間違いない。師匠の援護も受けエンジン全開だ。(アオケイ・松野記者)

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