2021/08/29(日) 17:30 0 1
通算400勝メモリアルを目前に控えた戦いだった。長島大介に一旦は突っ張られはしたがわずかなスキを逃さずに2周先行を敢行。鈴木陸来や長島らの機動型を封じ込める強烈な先行だった。
「長島選手に中団を取られたらきついので、どの位置からでも先行したかった。(渡部)哲男さんに組んでもらった作戦通りに中団がごちゃついてくれました」
踏み直しも確かに4角を回ったが、マークの渡部は車間を切って余裕しゃくしゃく。寸前差しを決められ、節目達成はお預けとなった。
「決められれば良かったけど、体力がない。若いときだったらバックでもう一回踏めたけど一杯になっている。もうオジサンですよ」
今シリーズはイキのいい若手たちと戦い、テーマや課題を得たという。
「もうちょっと平均して早い速度で走りたい。松井(宏佑)選手なんて強かったし、もっと中速が早ければ合わせられたかもしれない。次の防府でいろいろと試してみます」と、次走の9月防府FIシリーズで節目達成を目指している。(netkeirin特派員)