2024/12/13(金) 17:15 0 0
予選の2走は自力勝負で連勝の相川。準決勝も三度、自力で3着に逃げ残って確定板入りを果たした。普段は追い込み選手ながら、PIST6では前々に動いて出し切るレースが多く凡走が少ない印象だ。
さて、今開催は吉田晏生との師弟あっ旋。多くの弟子やアマチュアらの面倒を見ているだけに、自分のことだけではなく弟子に割く時間は多くなる。
「吉田が心配(苦笑)」と弟子のひとりである吉田を気にかける。「デビューして3年が勝負だと思っていて。3年経った時の位置って、その選手の大体の位置付けになる。トントンとGIに出られるような選手は、ずっとGIに出続ける位置にいるし、A級でこれぐらいかって選手は、その後も大半A級生活を送ることになる」
「あいつ(吉田)もデビューして2年目。もっと、やれるんじゃないかなって思っている。できないやつには言わないですよ。でも、言い方だとか難しいですよね。あまり言い過ぎてもね」と弟子を思うからこそ感じる葛藤。ひしひしと伝わってくる。
競輪界には下は18歳から上は60歳オーバーの選手まで、比較的、他競技よりは息の長い選手人生を送ることができる。本当に、いろいろな選手がいる。十人十色の競輪人生があるが、いかに輝けるかは自分次第だと、つくづく思う。(アオケイ・八角記者)