2024/12/11(水) 18:00 0 1
玉野競輪「広島記念イン玉野・ひろしまピースカップ(GIII)」は12日、初日を迎える。1レースのS級一次予選を走る中田健太に話を聞いた。
どうしても、昭和の匂いがするマーカーと話をすると、若手機動型への愚痴が出る。7車の弊害があるし、この辺りも中田健太と語ってみた。
「7車を走っていると、どうしても自力選手は、大味の味付けになる。細かい技量はいらないし、力があれば勝てるからね。森田君とは初連係だけど、彼も9車を走るのは初めて。作戦と言うか、どうすれば勝てるか理解して貰えると思うし、そこのすり合わせが重要になってくる。負けるにしても、次に繋がる負け方が大切。もちろん、選手だからGIを狙う人もいれば、S級で満足する選手もいる。千差万別だけど、それだから勝てない! と安易に言えば、そっぽを向かれるからね(笑)。そこのコミュニケーションはしっかりやろうと思っている。脚力はないけど、そう言う、競輪の本質は分かっているつもりなので」
本当は先行選手とマーク選手は、対等な関係。言葉の礼儀と言うか定型文みたいなところはあるが、勝利者インタビューでの「○○君のおかげ」は個人的に、どうかなと思うところはある。(町田洋一)