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【西武園競輪・ガールズ】憧れの新田祐大に刺激を受ける中原恭恵

2024/12/10(火) 21:30 0 12

西武園競輪場では「関東カップ・スポーツニッポン杯(FI)」が11日に最終日を迎える。5Rのガールズ一般戦に出走する中原恭恵に話を聞いた。

「アドバイスを糧に頑張りたい」と話す中原恭恵

 今年デビューの126期では最年長の中原。前検日、検車場で新田祐大と話す姿が目にとまった。接点は? と気になり、本人を直撃。すると中原は「憧れのスターです」と目を輝かせた。

「元々はトライアスロン出身で、ロードレースで東京オリンピックを目指したけど負傷が続いて叶わず。パラのトライアスロンのガイドを目指そうってなった時に、ナショナルチームの練習に参加することがあって。同じガイドの候補に新田さんの後輩がいたんですよね」

「当時から新田さんのオーラはすごくて、オリンピアンって感じで憧れでした。新聞記事を切り抜いていたぐらい。私が競輪選手になることが決まった時にも連絡をくれて『競輪は何歳でも戦える、頑張れ』って。そのエールが今でも後押しになっています。歳は新田さんが早生まれなので学年は1つ上。だから、新田先輩と呼ばせていただいています」

 競輪選手になって、新田とは今回が初めて同じ開催。当然、気持ちは入りレースでも前々の姿勢を見せた。

「点数のことを考えると来年は厳しい戦いになるので、そういったことを踏まえて、(新田から)アドバイスをいただきました。そのアドバイスを糧に頑張りたい」

 2場所前の防府では先行でデビュー初勝利を飾った中原。これまで幾度の困難を乗り越えて、新しい目標を打ち立ててきた根性は並大抵でない。きっと、この現状を打開していくことだろう。(アオケイ・八角記者)

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