2021/08/26(木) 18:00 0 0
初日は浅野徹の3番手。本線に捲られて厳しい展開となったものの、最後まで諦めず内を突く走りを見せ着以上に動きが良かった宮下潤。レース後本人に話を聞いてみた。
「浅野君がすごく良いレースをしてくれた。自分は前を必死に追っただけ。でも伸びているように見えたと言ってもらえてすごく嬉しいです」と話す。
「欠場明けから少しずつ良くなっている気はしますね。自転車の進ませ方を分かったというか、新たな発見があった。乗り方を少し変えただけで、楽になってそれが最近は良い方に出ているのかも」と復調のキッカケを掴みつつある。
しかし、ウカウカしていられないも現実だ。
競輪には半年間の1回の代謝制度があり、宮下潤は今期の対象選手で点数を上げないといけない状況にいる。
「いまは31位(下位30人が代謝制度の対象)かな。少しでも点数を上げないと。まだ気持ちは一切切れていないし、練習も頑張っている。一発デカいのを出したいですね」と闘争心は十分に感じられた。
どこかで好配当を提供しそうな雰囲気がある宮下。それが今節の取手で出る可能性も十分にある。(アオケイ・石濱記者)