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【競輪祭】収穫と課題を胸に新山響平が今年最後のGIを終える

2024/11/25(月) 11:00 0 11

小倉競輪のナイター「朝日新聞社杯競輪祭(GI)」は24日、最終日を開催し脇本雄太のVで幕を閉じた。最終日10Rの特別優秀に出走した新山響平に話を聞いた。

「状態は良かった。でもやっぱり課題が見つかった」と話した新山響平

 直前の四日市記念で、2年前の競輪祭以来となる久々の優勝を飾った新山響平。勢いそのままにグランプリ出場と2度目のVを狙った競輪祭は残念ながら準決勝で敗退。それでも最終日を前に3年連続のグランプリ出場が確定した。

「準決勝は自分のベストのレースをやって4着。グランプリが決まったことは素直に喜べなかったですね」

 最終日は赤板で勢い良く仕掛けてきた太田海也に主導権を握られ4着。準決勝とは同じ着でも、まったく違う内容になってしまった。

「太田君の動きに反応が遅れた。ツーテンポくらい遅れてしまった。スローペースになって、内を行けるところまでと思って行ったけど、あのままカマしていればいい競走になっていたかなと思う」

 今年は全日本選抜競輪、高松宮記念杯競輪オールスター競輪、寛仁親王牌で決勝進出。競輪祭は確たる結果を残せなかったが「最近では一番脚力的に仕上がって入れたと思う」と振り返った。

「状態は良かった。でもやっぱり課題が見つかった。番手での戦いと、先行できなかった時の走り。簡単に引かないとか考えなくちゃいけない。帰ってすぐ練習します」

 今月30日から始まる大垣記念、来月12日からは玉野で開催される広島記念のあっせんが入っている。

「自分はレース勘を保ちたいタイプ。両方とも休むというのは…。まだ考え中ですけど」

 もしかしたらグランプリ前に、また新山の走りが見られるかもしれない。(netkeirin特派員)

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