2024/11/21(木) 12:00 0 3
19日から小倉競輪で「朝日新聞社杯競輪祭(GI)」が開幕した。KEIRINグランプリの出場をかけた、6日間にわたる熱き戦い。
一次予選最後の戦いとなる3日目も世界唯一の“競輪芸人”競輪小僧が、波乱の1レースを紹介する。
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一次予選最後の戦いは、細かく分かれて4分戦。
人気大本線の②新山響平に、番手⑤守澤太志、⑨和田圭が3番手固めて強力な3車。
②新山の初日は、前獲りから突っ張り、先行態勢で一列棒状に。押し切り濃厚かと思ったが、坂井洋に捲られ2着。坂井の捲りが強力だったのか、②新山がいつもよりは末を欠いたのか判断が難しい。
⑤守澤の初日は、松井宏佑のカマシに対応できず、さらに小倉竜二の過度な牽制受けたのもあり8着。少なからず前節の落車で痛めた、左手擦過傷や右ふくらはぎ打撲の影響は少なからずありそう。
今日の展開は、北日本勢前受けから、型通りの突っ張り先行で主導権を握る展開が濃厚。
注目は、勝負の鍵を握る⑦森田優弥の自在性。
中団確保が必須となる⑦森田だが、もし後ろ攻めになれば、何としても動かなくては行けない。
さらに、一旦切れれば、分断策を仕掛ける可能性もあり、狙うべきは⑤守澤の位置だろう。
ただ、もしもつれる展開になれば、①佐々木豪に⑥中釜章成の強襲も期待してしまう。
勝負の行方を左右する⑦森田次第で目が離せないスリリングな一戦になりそうだ!