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【大宮競輪・モーニング】地元で復帰戦を迎える桑名僚也「まずは(追い込みとしての)実績を積んでいかないと」

2024/11/18(月) 15:45 0 0

大宮競輪場の「KEIRINフェスティバルin第70回サンケイスポーツ杯(FI)」が19日から初日を迎える。初日の8R S級予選を走る桑名僚也に話を聞いた。

「時期的にここが復帰戦になりました」と話す桑名僚也

 桑名は川崎開催の最終日に落車し、左鎖骨を骨折。中79日間の欠場を経て地元でホームバンクの当地で実戦復帰となった。

「結構休んだけど、1か月以上は乗り込めました。復帰を地元に合わせたという訳ではないけど、時期的にここが復帰戦になりました」と話した。

 そんな桑名はデビューをしてから自在っ気のある走りを多くしていたが、今期のS級デビュー直後から『これからは追い込みとしてやっていきたい』と意欲的に3番手を固めたりしていた。その流れもあってか、結構すぐの段階で追い込みとしての番組が組まれることとなった。

 そのことについては「付かせてもらえるような番組を組んでもらえるようになったのはありがたいけど、メチャクチャ苦しいですよ(苦笑)。最終バックで最後方なんてことも結構あるし、不発になってしまって共倒れっていうのもある。自分は年齢的にも若い方だし、追い込みとしての実績もないですからね。いかに信頼してもらえるかですよね。今回一緒の中田健太さんや武藤篤弘さんはいつもアドバイスをくれるし、一緒の開催なのはすごくありがたいし、嬉しいです」と苦しさを感じながらも、尊敬できる先輩達からの助言をありがたく受け取っているようだ。

「レースだと空回りしてしまうこともあるので、まずは地元だからって空回りしないように」と気合を入れながらも、まずはその前にまずはひと呼吸。

 追い込みに転身して日は浅いが、桑名は覚悟を持って飛び込んだ。「自分としても追い込みの方が合っている」と言葉にしていたし、今は苦しい時期かもしれないが、少しずつ追い込みとしての実績を積んでいけば自ずと周りの見方も変わってくるはず。

 まずは大事な復帰戦。初戦は中嶋宣成を目標で3番手は真崎新太郎が固めることとなった。自身でも「まずは無事に走り切ること」と言っていたし、番手としての仕事をしながらもまずは無事完走をする。(アオケイ・宮本記者)

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