2024/11/17(日) 16:00 0 4
今年前半は選手生活一番のスランプに陥っていた太田竜馬だが、直近2場所は決勝に進出するなど徐々に調子を上げてきた。「力が入るようになってきたし決勝にいきたい」という今シリーズの目標は叶わずも、最終日のこの日は気迫の赤板先行で別線を完封し納得の形で締めた。
「キツかったっすね、泥仕合になったし。最後はタレよったけど、長い距離をいった割には(粘れた)」
2日目以降はいずれも一周半以上を駆ける積極策を披露。まくり中心だったかつての姿から少しモデルチェンジしている。
「絶対に先行、っていうわけではないけど、今は先行を基本に考えています。練習も意識を変えてやるようになった。いろいろレースをイメージしながら(実戦に)つながるように、って。上がってきていると思うし、また頑張ります」
本来は競輪祭を走っていなければいけない選手。さらに調子を上げて、来年はビッグ戦線に返り咲くつもりだ。(netkeirin特派員)