2024/11/14(木) 10:00 0 4
松阪競輪場で14日に初日を迎えた「ザ・レオニズカップ(GIII)」。ラインの強弱で展開の機微を悟る予想屋「大河原修司」がデータをもとに今シリーズの展望と注目選手を紹介します。
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14〜17日にかけて、三重県の松阪競輪場で「ザ・レオニズカップ(GIII)」が開催されます。データと出走予定選手をもとに、この開催を展望していきます。
14日(木)から松阪競輪場にて「ザ・レオニズカップ(GIII)」が開催されます。競輪祭の直前なのでS級S班の参戦はありませんが、若手のホープが多数参戦する予定で、今後を占っていく上でも見逃せないシリーズです。
松阪競輪場のバンクは400mバンクで、みなし直線は61.5m。これは400mバンクの平均よりもやや長くなっています。また、カント(センター部路面傾斜)がきつく、これは400mバンクでは最もきついものです。カントがきついということはスピードに乗せていきやすく、捲りや差しが決まりやすいということです。また、傾斜がきついので、外に振る必要のある「番手仕事」が難しく、捲りに関してはラインで決めやすいと思います。
松阪競輪場の平均配当を見てみると、先ほど挙げた理由もあってか、平均配当が各券種で低くなっています。つまり、買い目は極力絞って勝っていく方がベターでしょう。強い選手やラインをしっかりと見極め、絞り抜いた買い目で勝負していきたいところです。大河原には向いている競輪場と言えるでしょう。
現在S級2班に属していますが、実力的にはかなり上の方でも戦えるものを持っています。春には8連勝していましたし、その後少し調子を崩す時期もありましたが、10月の富山FIで優勝、立川FIで準優勝と復調が見られます。「勝ち方」をよく分かっている選手で、アタマで買いたいところです。
今年、かなり頭角を現してきている選手です。3回前の富山FIで優勝、9月の岐阜G3では深谷知広など錚々たるメンバー相手に決勝で3着に入っています。今回のメンバーなら優勝争いまで十分ありそうです。
元々力のある選手ですが、最近は勝率こそ高くないですが、レース内容は充実しています。前回もラインの川津悠揮に交わされましたが、自身のレース内容は良かったです。捲りに構えることも多いですが、しっかりした先行もできる選手なので、このメンバーなら特に注目したいところです。
ウマい車券では競馬の私の予想のことを考えると堅い予想も多いかもしれませんが、これは競輪にはラインがあるので、少点数で決め打ちするのが得策だと考えるからです。絞り抜いた買い目でトータルの高回収率を実現したいと思いますので、そちらにもご注目ください。