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【滝澤正光杯】40歳を迎えた篠原龍馬「最高のタイミングで仕掛けられた」

2021/08/21(土) 19:30 0 1

松戸競輪「燦燦ダイヤモンドカップ・滝澤正光杯(GIII)が21日に開幕した。初日6Rで嘉永泰斗石井洋輝の若手を相手にカマシを決めて3着の篠原龍馬に話を聞いた。

40歳になっても若々しいレースを見せる篠原龍馬

 嘉永と石井が踏み合ったタイミングを逃さなかった。打鐘前カマシに番手の坂田章は離れる不利。

 単騎の逃げとなり、番手に立て直した嘉永-島田竜二には踏まれたが、懸命の粘り脚で二次予選に進出した。

「最高のタイミングで仕掛けられた。A級では人気とかも考えて構えてしまうレースもしたけど、S級では挑戦者だし、緩んだタイミングは逃したくない。人の後ろとかもあるけど、やっぱり力勝負が合っているみたい。競輪選手としては1着を取るのが仕事だから、力を出し切るだけでは違うような気もして葛藤はあるけど、走る以上は出し切れずに負けるよりも、出し切って負けたい。ホントは出し切って勝てるのが一番ですけどね」。

 レースは若々しい篠原だが、今年の7月に40歳になった。今ではS級とA級のエレベーター選手になってしまったが、いつまでもお似合いの自力のレースを見せて欲しい。ちなみに2日目は10Rの出走。四国同士の山形一気を後ろに回して強力本線に挑戦する。(アオケイ・伊藤博記者)


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