2024/11/07(木) 19:00 0 0
初日は前受けから中団に下げた纐纈洸翔が飯野祐太にフタをされ、押さえた佐伯亮輔がそのまま先行。単騎の八谷誠賢はその3番手を追い、中団外併走から捲り上げた飯野に併せて先捲り。立て直して捲り上げた纐纈には行かれたが、2着に粘り込んで3連単30万を超える配当を提供した。
「何で1着じゃないのかな…。決まったと思ったのに」と言いながらも笑顔を見せながら共同記者会見場に登場した八谷。「前走の高松でも佐伯君の先行を仕掛けられなくて、何でかなと思いながら自転車を修正したりしていた。開催が一緒の八日市屋君にアドバイスをもらったお陰で、体の感じもよくなっていつもより安定して回れた。後ろがどうなっているか分からなかったけど、行くだけ行こうと思って踏んだ。いつも応援して下さる方もいるので、嬉しいです。(最終日に企画レースがあるため)最終日にお帰りにならずに走れますね」とホッと安堵した表情を浮かべていた。
取材で会う度に「練習するほど弱くなる…」と弱音を吐いていた八谷だが、健在の自力を披露しての入着&勝ち上がりは嬉しいだろう。レース後には飯野に「勢いよかったですね」と声を掛けられており、「褒められちゃった(笑顔)」と終始嬉しそうな表情を浮かべて締め括った。
ここで好気配を感じさせた八谷は穴党に人気の選手。ここからリズムを掴んで、車券を購入するお客さん達に貢献してもらいたい。(アオケイ・宮本記者)