2024/11/05(火) 16:15 0 9
“BIG MAN”藤井優希を取り上げるのは佐世保ミッドナイトに出走していた8月14日以来。当時はまだ本格デビュー3節目で優勝経験もなかったが、9月の函館で初Vを飾ると、前節の四日市では完全優勝。3日間先行し、決勝は捲ってきた同期を自らブロックする気迫の走りも見せた。佐世保で“BIGになりたい。BIGになる男、BIG MANです”と話していたが、成績も伴ってきた。メディアの露出も少しずつ増えて知名度もアップ。他地区のS級選手たちもその存在が浸透している声も耳にする。藤井自身も「BIG MANへ、一歩ずつ一歩ずつ近づけています」と笑った。
今開催は125期5人がいるが、藤井がシリーズリーダーまで上りつめた。初日はラストの7Rで登場する。前回の四日市から中3日。直前の2日間は防府記念のイベントに飛び入り参加したり、地元勢の応援エリアに登場してファンと交流もした。決勝もスタンドで生観戦。大いに刺激を受けたようだ。
「とにかく凄い雰囲気だった。自分もいつかはあの中で走りたい。地元で決勝を走った清水裕友さん、師匠の桑原(大志)さんにお礼を言いたいですね。地元記念のお手伝いもやったけど、やれる時間に詰め込んで練習はやれました」
次走は初の地元戦。気は早いが、今回も完全優勝をすれば特別昇班リーチで地元戦を迎えることができる。
「そうなれば最高ですけど、まずは今回をしっかりですね。最近は楽しくて楽しくて。以前はやってやるぞ! って感じだったけど、今は感謝しながら走っています」
「新作です」と新たなポーズや、ネーム入りの自転車も披露してくれた。自転車を持ったポーズでは「太陽の光が注いでくれている。いいですね!」とテンションが上がっていた。とにかく周囲を明るくする男だ。BIG MAN藤井が早朝から熱くする。(netkeirin特派員)